こんにちは、横浜メガネ(@yokohamamegane)です。
子供の夏休みの宿題、自由研究や工作って意外と大変ですよね。
今年は小学1年生の子供と一緒に、「島ぞうり」を作成しました。
子供と一緒に作りながらでも3時間もあれば作ることができます。
この「島ぞうり」。
作ってみると、とにかく楽しい。
デザインも好きなように決めることができ、オリジナリティあふれるものが作ることができます。
世界に一つだけの、自分だけの島ぞうりを作ってみました。
子供も楽しんでやっていましたが、僕自身も楽しんでしまいました。
「趣味としてやってもいいかな」と思えるものでした。
この記事では、初心者の僕でも簡単に作ることができたので、島ぞうりのつくりかたを写真とともに紹介していきます。
Contents
島ぞうりとは?
島ぞうりとは、簡単に言うとビーチサンダルですね。
沖縄で履かれているビーチサンダルを島ぞうりと呼びます。
島ぞうりって、少しだけビーチサンダルと違う特徴があります。
まず、鼻緒とゴム底が同色です。
足裏に接するところに白いラバーが張られています。
この白いラバーのところに、「文字」や「絵」などを彫ってオリジナルのものが作れます。
沖縄では、一番親しまれている履物になります。
島ぞうりを作るために最低限必要なもの。
島ぞうりを作るために必要なものになります。
島ぞうり以外は、探せば100円ショップでも売っているかもしれません。
島ぞうり。
島ぞうりは絶対に必要です。
ただし、買おうと思って探したんですが売っていないんですよね。
僕はスポーツショップや靴屋、ホームセンターなどで探しましたが、白いラバー付きのビーチサンダルを見つけることができませんでした。
5店舗ぐらい探し回っても売ってなかったので、最初からネットで注文すればよかったです。
購入する際はピッタリの物ではなく、ワンサイズ上の物を購入するといいです。
デザインナイフ。
デザインナイフもあったほうがいいです。
僕はプラモデル作るときに使っていた「モデラーズナイフ」を使用しました。
刃先の切れ味がいいので、カッターナイフよりいいですね。
細かい作業もできるので、デザインナイフかモデラーズナイフは必要ですね。
デザインナイフ替え刃。
替え刃も絶対に必要。
これがないと、製作時にお話にならないです。
意外なんですけど、作っている最中に切れ味がメッチャ悪くなります。
ビーチサンダルなのに、切れなくなる。
ガリガリやることになるので、完成時の見映えが想像以上に悪くなります。
僕は5枚変えました。
ピンセット。
ピンセットも絶対に必要。これがないと、ナイフを使って彫ることができないです。
毛抜きとかでも代用できるかもしれないです。
小さなはさみ。
僕は初心者なので、彫り残しのないように気を付けていても、残ってしまうことがありました。
そんなときに、小さなハサミがあると便利です。
僕は、「まゆげ用」のはさみを代用しました。
セロハンテープ。
絵を島ぞうりに直接描ける方ならいらないです。
僕は絵が上手くないので、印刷したイラストを転写させたので、その時にズレ防止に使用しました。
赤いボールペン。
転写させる際、線をなぞるときに使います。
色が付いているほうが分かりやすいので、赤いボールペンがオススメです。
えんぴつ。
転写させる際に、重要なアイテム。
えんぴつは必要ですね〜。
直接書いたとしても、えんぴつは必要ですからね。
消しゴム。
全てカットし終わった後に、転写した際のえんぴつの跡を消すのに使います。
島ぞうりにデザインする方法。
まず、好きなイラストや文字などを島ぞうりにデザインします。
僕は絵を描くのがじょうずではないので、フリーのイラスト素材を印刷して使用しました。
使いたいイラストを適当な大きさにカットします。
余白はあまり取らなくても大丈夫です。
そのあと、カットしたイラストの裏側をえんぴつで塗ります。
かなり濃くしておくと転写しやすいです。
写真ぐらい黒くなっていればOK。
島ぞうりの転写させたい場所に、テープでしっかりと固定します。
テープは固定するのと一緒に、イラスト全体にも貼ります。
なぞりやすくなるので、全体に貼ることをオススメします。
貼ったら、赤いボールペンでなぞり始めます。
なぞる。
ひたすらなぞる。
ただただなぞる。
赤い色でなぞったほうが、分かりやすくないですか?
やっているかどうかが、すぐに分かりますよね。
固定したイラストは、一気にはがさずに転写されているかを確認しながらはがします。
しっかり転写されていない場合は、もう一度なぞるか、イラストを見ながら書く。
僕は薄く転写されていたので、直接書いてしまいました。
これぐらい濃ければ問題ないですね。
ここまでが、島ぞうりにデザインする方法になります。
子供と作業するときの注意点。
- イラストを選んでもらうときに、あまり細かいものは避けるようにする。
- イラストをカットするときは、はさみを使うので手を切らないように注意。
- 裏をえんぴつで塗りつぶすときは、塗り忘れや色の薄いところがないかチェック。
- じょうずにできたら、褒めてあげる。
枠線カットから、彫る方法。
ここからは、実際に彫る作業になります。
枠線があっても一刀目は緊張しますが、迷わずいっちゃいましょう。
力加減や緊張をせずに、カットすることができると思います。
全てのカットが終わったら、次は彫っていきます。
彫ると表現していますが、実際はこれも切っていく感じです。
あまり幅の広くないところから始めるほうがやりやすいです。
広くないほうが、ピンセットで挟みやすいと思います。
ただし、しっぽなどの極端に狭い部分はやりにくいので、後回しがいいと思います。
ピンセットは上に引っ張るようにすると、カットしやすくきれいに仕上がります。
あとは、ピンセットを使ってデザインナイフで切っていくの繰り返しです。
ここを、はさみを使って綺麗にしていきます。
最後に、転写した鉛筆の跡を消しゴムできれいに仕上げてくださいね。
左足のデザインは「ヨット・熱帯魚・うみがめ」
右足のデザインは「やもり・釣り針・イルカ」になります。
子供が頑張ってくれたので、かなりきれいに作ることができました。
以上で、島ぞうりのデザインを彫る方法になります。
子供と作業するときの注意点。
- デザインナイフを使うので、手を切らないように注意。
- 一人でできそうにない場合は、ピンセットを持ってあげると子供はカットしやすくなる。
- じょうずにできたら褒めてあげる。
島ぞうりを作るときに、やらないほうがいいと思ったこと。
直接イラストの上からカットする。
島ぞうりを制作する際に、いろいろ調べてから作りました。
貼り付けたイラストの上から、直接デザインナイフで切っていくものが紹介されていましたが、やめたほうがいいです。
練習で普通のビーチサンダルにやってみましたが、そのまま切っていくと途中でズレてきます。
なので、転写させる方法が一番いいと思います。
ぞうりの鼻緒。
本当は、島ぞうりの鼻緒を取ってからのほうが作業がしやすいです。
ですが、今回は鼻緒を外そうとしましたがどうしても外れませんでした。
頑張れば外せたと思いますが、あまり無理に外してしまうと切れてしまいそうだったので取るのをやめました。
でも、鼻緒はやわらかいので、外さなくても特に問題はなかったです。
小さなデザインなら問題はないですね。
これが大きなデザインだと、鼻緒を外さないといけないでしょうけどね。
まとめ。島ぞうりは簡単に作れてたのしい。
今回は子供と一緒に、島ぞうりを作ってみました。
夏休みの宿題として作ってみましたが、子供が思っていた以上に集中して作ってくれたのでよかったです。
出来上がったあとは、「外で履きたい」と楽しみにしていました。
子供だけでなく、大人の僕も楽しんでしまいました。
島ぞうり用のものが近所で売っていないのがネックですが、趣味として続けるのもいいかもと思いましたね。
初心者の僕たちでも、意外とカッコよく作ることができたと思っています。
興味がある方は、作ってみてはどうでしょう。
では、また~。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
この記事が少しでも参考になったらうれしいです。