鎌倉に、閻魔大王を祀っているお寺があるのをご存知ですか?
閻魔大王とお寺って、めずらしいですよね。
こんにちは、横浜メガネ(@yokohamamegane)です。
閻魔大王を祀っているめずらしいお寺は、鎌倉にある円応寺になります。
冒頭でもお話ししましたが、こちらのお寺には釈迦如来などではなく、閻魔大王が祀られています。
ずっと何年も前から気になっていたお寺だったので、今回子供と一緒に行ってきました。
とても小さなお寺でしたが、迫力ある閻魔大王像など、普段見ることができないものが見れて楽しかったです。
では、円応寺の見どころをご紹介します。
円応寺までのアクセス。
最初に円応寺をご存知ない方へ、簡単に場所の説明をしますね。
円応寺までの行き方。
円応寺までのアクセスを、簡単に説明します。
鎌倉駅から徒歩で向かう場合
鎌倉駅から小町通りを抜け、鶴岡八幡宮横を北鎌倉駅方面に向かって約25分。
鎌倉駅からバスで向かう場合
鎌倉駅東口からバスで約7分。大船駅・本郷台駅・上大岡駅行きのどれかに乗り、建長寺バス停で降り徒歩約2分。
北鎌倉駅から徒歩で向かう場合
北鎌倉駅から建長寺方面に向かって約15分。
北鎌倉駅からバスで向かう場合
北鎌倉駅前からバスで約6分。鎌倉駅東口行きに乗り、建長寺バス停で降りて約2分。
円応寺周辺地図。
円応寺へ向かう際のおすすめルート。
円応寺へ行くには、北鎌倉駅で降りて徒歩で向かうのが一番です。
北鎌倉駅で降りたあと、北鎌倉駅近くにある寺社仏閣に寄ってから円応寺に向かうのが一番おすすめです。
北鎌倉駅近くのおすすめ観光スポットは、円覚寺、浄智寺、東慶寺、明月院、建長寺です。
どこか一か所でもいいので、寄ってからをおすすめします。
・東慶寺は鎌倉観光で外せない!ミシュラン3つ星認定のお寺で癒されたい。
・元祖あじさい寺 鎌倉明月院の紫陽花「明月院ブルー」を見てきた感想。
・建長寺の見どころは?鎌倉観光の名所、建長寺を写真と一緒に紹介!
円応寺の見どころを紹介。
円応寺の見どころは、やはり閻魔大王像です。
ですが、それ以外にもいくつかありますので紹介していきます。
円応寺のみどころ1:見たことのある方が多い、閻魔大王の看板。
県道21号線を徒歩もしくは車で走っていると目につく看板。
ずいぶん昔からある看板で、円応寺の存在を知るきっかけとなる看板です。
僕が初めて円応寺の存在を知ったのは、車で走っているときに写真の看板を見たことでした。
こちらの看板を見たことがある方は多く、
「あ~、閻魔大王の看板でしょ。見たことはある」
って友人が多くいます。
すごく存在感のある看板で、見たことがあるって方は多いでしょうね。
ただ、行ったことがあるになると、少なくなると思います。
円応寺のみどころ2:階段したから見る山門と赤い旗が少し違う雰囲気を楽しませてくれる。
円応寺は、県道21号線から本堂等を見ることができません。
それは、少し高台にあるからです。
円応寺に行ったことがない方でも、看板と階段横にある赤い旗は記憶に残るらしいです。
僕も行く前までは、閻魔大王の看板と赤い旗のある階段のイメージがありました。
行ってみて思いましたが、階段下から見る景色はいい感じでした。
階段下から山門を見ると、「ギュっ」と山門に向かって視界を集約されている感じを受けます。
そして、視点を一点に持っていかれるからか、なんとなく普通のお寺と違った感じを受けることができます。
円応寺のみどころ3:山門から本堂に向かってみる景色が素敵。
山門から本堂に向かって伸びる参道。
距離は長くありませんが、なんだか素敵に感じました。
後ほど書きますが、禅寺の境外塔頭である円応寺。
派手さはありませんが、緑がとてもきれいです。
春の青紅葉と秋の赤紅葉の季節が、とてもきれいだともいます。
円応寺のみどころ4:閻魔大王像が迫力ありすぎ。
出典:円応寺拝観パンフレット
円応寺にある閻魔大王像が、大きさもあり迫力がありました。
ただ、残念なことに本堂内と木造のすべてが撮影禁止となっていましたので、写真はパンフレットのものになります。
本堂内は少しだけ暗く、各木造を照らす明かりだけでした。
一緒に行った子供が少し怖がって、神妙な顔つきになっていました。
円応寺のみどころ5:十王像の作りがすごくきれい。
円応寺には、地獄で亡者の審判を行う10尊(十王)の像があります。
十王には閻魔大王も含み、人間が亡くなったあと初七日や四十九日などに、各十王に裁きを受けるとされています。
十王 | 読み方 | 審理 |
---|---|---|
秦広王 | しんこうおう | 初七日 |
初江王 | しょこうおう | 二七日 |
宋帝王 | そうていおう | 三七日 |
五官王 | ごかんおう | 四七日 |
閻魔王 | えんまおう | 五七日 |
変成王 | へんじょうおう | 六七日 |
泰山王 | たいざんおう | 七七日 |
平等王 | びょうどうおう | 百か日 |
都市王 | としおう | 一周忌 |
五道転輪王 | ごどうてんりんおう | 三回忌 |
閻魔大王像の周りにある十王像は、大きさはそれほど大きくはありません。
ですが、とてもきれいな像ばかりで、見ていて「すごいな」 と思うばかりでした。
まとめ:円応寺は一度は行ってみたほうがいいお寺。
円応寺はとても小さなお寺でしたが、満足のいく場所でした。
拝観している時間は、ゆっくり見ても20分ぐらいなので、一緒に行った子供も飽きることなく見ることができていました。
閻魔大王像や十王像を見る機会はなかなかないので、鎌倉に行ったら一度は見に行くことをおすすめします。
では、また〜。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
新居山 円応寺の各種情報。
円応寺とは?
鎌倉にある臨済宗建長寺派のお寺で、別名で「新居閻魔堂」や「十王堂」と呼ばれています。
本尊が閻魔王というのは、とてもめずらしいです。
円応寺は、建長寺の12か院ある塔頭の一つで、境外塔頭となっています。
建長寺の塔頭で常時公開となっているのは、円応寺のみになります。
拝観時間と拝観料。
拝観時間
・3月~11月:9時00分~16時00分
・12月~2月:9時00分~15時00分
拝観料
一律200円。
団体割引あり(30名以上、一人150円)。
駐車場。
なし。
円応寺所在地。
神奈川県鎌倉市山ノ内1543