注文住宅で家を建てようと思ったとき、切っても切れない関係が、ハウスメーカーの営業担当さんです。
でも、ハウスメーカーの営業担当と言ってもいろんな方がいます。
すごくいい方もいれば、
「おいおい、それはないんじゃないの⁉︎」
って方もいます。
僕たちは、いろんな住宅展示場や地元工務店を訪問しましたが、すべての場所で気持ちよく話を聞けたわけではありません。
「いやいや、接客業でそんな対応するの?」
なんて方もいました。
この記事では、僕たちが実際に20社以上ハウスメーカーを訪問して「はぁ⁉︎」と思ったことをお話します。
Contents
人の話を聞かない営業担当に疲れた。
訪問して自社のいいとこをマシンガントークで始める。
20分ぐらいしてから、
「今日ご来場した理由はなんですか?」
みたいな感じで、やっとこっちの話を聞いてきました。
はい、論外!
時間の無駄です。
こっちの情報を聞くのが、すごく遅いです。
まず、予算や土地の有無、家族構成とか聞きませんか?
「弊社は上場しているから安心です」にがっかり。
「うちは一部上場しているので安心ですよ〜、はい〜。◯◯のグループに属してるから潰れることはないですね〜、はい〜。小さな工務店さんに頼む方がいますが、わかってないですね〜、はい〜。家は建てるまでだけでなく、建てたあとも大切なんです〜、はい〜」
「ほにゃらら〜、はい〜」が、なんだか聞いていて違和感がありました。
それに、なんとなく嫌味な感じがしてイラっとしちゃったんですよね。
2時間ほど話を聞いていましたが、気になり過ぎて、途中で話が頭に入ってこなくなりました。
でも、建てたあともメンテナンスなどでお付き合いが続くので、言ってる事は間違ってはいません。
けれども、それを判断して決めるのは僕たちです。
しかも、
「小さな工務店さんに頼む方がいますが、わかってない」
これ、言っちゃいますか?
そして、「潰れない」なんて自分で言わないでほしい。
一部上場していても、潰れる時代ですよ。
倒産しそうかどうかも気にはなりますが、自分で言わないでほしいです。
そもそも自分の会社を、
「潰れそうだからやめたほうがいい」
なんて言う人いますか?
他社ハウスメーカーの悪口を言う営業担当にムカついた。
僕が勤めている会社では、他社の評判を落とす話を、お客様へすることが禁止されています。
コンプライアンスに抵触するからです。
自分「うーん、よかったと思いますよ」
はい、あなたがダメだから!
個人的に他社の悪口を言う人は信用できません。
聞いていて気持ちのいいものではないです。
そして、
「家を建てるのに勉強されている方は、みなさんヒノキを使っているメーカーを選びますよ」
この言葉に、ムカつきました。
「ヒノキ以外のメーカーをいいって言ってる時点で、あなたもダメですよ」って言われているようなものです。
何がなんでも契約させようとする営業担当にあきれた。
営業「是非ウチで話を進めさせてください!」
自分「まだ見始めたばかりなので、色々なとこ見てから。見た中で数社に絞って、それでもよかったらお願いします」
営業「そう言わずに!そこをなんとか!お願いします!」
はい、研修やり直してきてください。
こちらの営業担当さん、何か切羽詰まった状況だったのかもしれません。
ですが、家は本当に高い買い物です。
ハウスメーカーを訪問し始めたばかりのときに、契約をすることなんてできません。
契約後に、
なんてできません。
「そう言わずに!そこをなんとか!お願いします!」
と言われたとき、自分勝手だなとムカつきました。
お客のことなんて見ていなく、自分の事しか考えてないですよね。
契約のノルマがあるのかもしれませんが、そんなのは僕たちに関係のないことです。
会社の資質を問いたくなりますし、そんな営業手法で契約が取れるのか疑問に思えます。
勤務先名と年収で態度が変わった営業担当にあきれた。
これは、本当に「ないな」と思いました。
ムカつきを通り越して、あきれてしまいました。
住宅展示場や地元の工務店でも同じですが、モデルハウスなどに入ると、自分の名前や住所を書きます。
勤務先名や勤続年数、年収も記入する欄があります。
正直なところ、僕はこの記入が好きではありません。
値踏みされている感じがしていますし、個人情報を取られている感じもしています。
名前と住所しか書かない僕も悪いですが、その日はすごいラフな服(民族衣装?のタイパンツ)で訪問していました。
営業「ローンを組むにも、ご年収で限度が決まってきます。ただ、大手の企業さんだったりすると、それ以上にもなりますね」
自分「そうですよね、今住んでいる中古マンション購入時にも同じこと言われました」
営業「今は、中古マンションにお住まいですか…。なぜ中古マンションを?」
自分「購入した当時、お金がなくて中古以外買えなかったんです」
営業「そうですか…」
自分「(ん?あきらかに表情が変わったなぁ)」
営業「あの、大変申し上げにくいのですが、弊社でご契約いただいた場合、建物だけで3,000万ほど必要になります。ご予算はどれぐらいになりますか?それと、お勤め先とご年収欄が未記入ですが…」
自分「(あぁ、そこか…)〇〇会社で、年収は〇〇〇ぐらいです」
営業「え?ちょっ、少々おまちください!」
って、やり取りのあと、急に笑顔で事務室に引っ込んだんです。
色々なカタログ持ってきて、お茶まで出てきました。
正直失礼すぎます!
あきらかにラフ過ぎる服で行ったからかもしれませんが、同じ日に訪問したハウスメーカーでは、そんな対応一切されませんでした。
見た目で判断し過ぎです。
二度と行かないし、契約なんて絶対にしないと心に決めました。
子供が話を遮ると、迷惑な顔をする営業担当にイラっとした。
僕たち夫婦は共働きなので、ハウスメーカー訪問は、主に日曜日に行っていました。
休日なので保育園に子供を預けることもできないので、訪問時に子供と一緒の日ばかりでした。
子供が一緒ですと、営業担当さんとの話を遮ってしまうことが多いです。
でもね、迷惑そうな顔をあからさまにしないでほしいです。
営業「ホニャララでホニャララですから、ウチのここは…」
子供「パパ〜!◯◯なんだよー」
自分「そうなんだねー。すみません、さえぎってしまって」
営業「大丈夫ですよ〜…。あれ、どこまで話しましたっけ?えっと、あっそうだ思い出した。途中になると忘れちゃうんですよね、あはは」
見ましたよ〜!明らかに迷惑な表情!
自分勝手で大変申し訳ない話しですが、夫婦揃って行けるのが日曜のことが多いです。
実家に預けたりできないこともあります。
「申し訳ないな」
と思いながら聞いていても、あからさまに迷惑そうな態度を取られると
「もういいや」
って思ってしまいます。
でもね、担当さん。
子供連れのお客さんって多くないですか?
子連れのファミリー層が多くないですか?
家を購入しようと考えている方の多くが、子供のいるファミリー層です。
「家族がよろこぶ家を建てたい」
そんな想いを持っている人に対して、子供を迷惑そうに見ないでほしいです。
もしそのメーカーが気に入って打ち合わせしても、満足のいくマイホームになるとは思えません。
まとめ。注文住宅を購入するとき、営業担当との相性は大切なこと。
注文住宅で家を建てようとしたとき、土地の周辺環境や建物の性能はとても大切なことです。
でも、ハウスメーカーを訪問し、実際に契約をし、そして家が完成した今だからこそ、改めて言えることがあります。
それは、営業担当さんとの相性も大切なことです。
今までお話しした僕たちの体験談は、あくまでも担当した個人のことです。
同じハウスメーカーでも、一人ひとり違います。
ただ、住宅業界で言えることですが、1番最初に訪問したときに担当した方が、自分たちの営業担当になります。
イヤな思いをした担当と、ずっと一緒に家づくりはできません。
完成後も、お付き合いは続きます。
どんなにいい家を扱っていても、ダメなものはダメです。
会社の顔だってことを、理解したほうがいいです。
では、また~。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
この記事が少しでも参考になったらうれしいです。