人気アニメ映画の第三作と言うこともあり、期待大で見てきました。
原題でカーズ3と言われていて、第二作のカーズ2は、「メーター」が主役として活躍しましたが、今作では主人公「ライトニング・マックィーン」が主役として活躍するものとなっています。
今作のストーリーは第二作目とは違い、第一作目のようなピストンカップでのレースがメインでの話であり、過去と比べても、話の流れや内容は最高のものであると思います。
ただし、ラストのシーンでは賛否両論の起きる結果となり、正直見ていて驚きでした。
では、感想を話していきますが、ネタバレが含まれますので、「知りたくない」と思う方は注意書きをしますので、そこまでお付き合いお願いします。
まずは、「カーズ クロスロード」のあらすじを振り返ります。
Contents
カーズ クロスロード(カーズ3)のあらすじ。
ピストン・カップ5度の優勝に輝くワールド・チャンピョン・レーサーである、ライトニング・マックィーン。
マックィーンは、第一線で走り続けられると信じていた。しかし、昔ながらのライバルたちも引退し、いつの間にかサーキットは若手ばかり。
ある日、新人で、次世代のハイテク・レーシングカー「ジャクソン・ストーム」がマックィーンを追い越し、逆転勝利。そのストームが連勝を重ねていく。
次世代レースカーの凄さを目の当たりにしたレースチームの各スポンサーは、積極的に次世代カーをチームに登用していった。
「まだ、走れる。やれる」そう思っているレーサーを解雇していく。
気付くとマックィーンの周りは次世代レースカーだらけ。
その中でも奮闘し頑張るマックィーン。
しかし、ストームは9連勝を飾り、スターへと昇り詰めた。
シーズン最後のレース中、焦ったマックィーンは無理をしてしまい、衝撃的な大クラッシュを起こしてしまう……。
クラッシュ後からの再起。
大クラッシュから4か月後。
ケガからは回復していたが、心の傷が治らずに落ち込んでいたマックィーン。
師である「ドック・ハドソン」が引退に追い込まれたときと同じように、自分が戻ったときには居場所がないのではないかと不安になる。
そんなマックィーンに勇気を与えたのはいつもの仲間達。
恋人のサリーや大親友のメーター、ホームタウンのラジエター・スプリングスの仲間。彼らの励ましで再起を決意したマックィーンは、最新テクノロジーを誇るトレーニング施設へ向かう。
そこで、新たなスポンサーのボスである「スターリング」と、トレーニングマシンで優秀な成績を出していた、新たなパートナーでトレーナーの「クルーズ・ラミレス」と出会う。
マックィーンへの憧れ。
スターリングは、マックィーンの大ファンでそれが理由で、マックィーンの新たなスポンサーに名乗り出ていた。
クルーズは、子供の頃にマックィーンの走りに憧れていた過去がある。
マックィーンは、ストームに勝つために作られたクルーズの再生プログラムに疑問を持ち、そして焦り始める。
少しずつ、着実に進めていこうとするクルーズ、それに対して、早く、そして飛躍的にパワーアップしたいマックィーン。
結果、トレーニングで成果を出すことができず、スターリングは引退を勧めるが、マックィーンは次のフロリダでのレースに賭けていた。
「もし勝てたら、いつ引退するかは自分で決める」
人生の岐路(クロスロード)に立たされたマックィーンは、どうなるのか。
ここより先は、予告編では話されていないネタバレ部分になりますので、読みたくない場合は、ここまでになります。
お読みいただき、ありがとうございました。
クルーズとのトレーニング、そしてドックの影を追いかけて。
岐路に立たされたマックィーンは、トレーニングセンターを出て独自にトレーニングを始める。
データ分析をするために、ついてきたクルーズ。彼女と一緒にトレーニングをするために、砂浜へ。
結果、レースでの走りかた、砂地の走りかたすら知らないクルーズへ、教えるだけで時間を費やしてしまった。
さらには、泥の中最後の一台になるまで潰しあうデモリッション・ダービーへ、正体を隠して出場したにもかかわらず、最終的にバレてしまう。
うまくいかない自分自身と、時間のない中で無駄な時間を使ってしまったことへの苛立ち。それをクルーズへぶつけてしまう。
「最後のチャンスなんだ。君はレーサーじゃないからわからないだろ」
ぶつけたあと、彼女から思わぬ告白をされる。
「わたしはずっとレーサーになりたかったの!あなたに憧れてね」。
彼女の想いと、トレーナーとしてマックィーンの復活を心から願っていることを知ったマックィーンは、クルーズとの絆を強くしていった。
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スモーキーの元でのトレーニングとクルーズの秘めた力。
その頃、マスコミはマックィーンがフロリダでストームに勝つ可能性は、たったの数パーセントと報道していた。
そして、マックィーンは師匠であるドック・ハドソンの最盛期を支えた「スモーキー」の存在を、メーターとの会話の中で偶然に知り、道中、偶然にも古びたレース場を見つけたマックィーン。
そこは、ドックが走っていたレース場だった。
マックィーンとクルーズは一緒になって走り始めると、その先に見たことのない車が現れる。
それは探していたスモーキー。
スモーキーに連れられて行った場所には、ドックと共にレースをしていたそうそうたるメンバーが揃っていた。
彼らから、聞くドックの全盛期の頃の話。
マックィーンとクルーズは、目を輝かせながら聞きいっていた。そして、ドックはある技を華麗に決めゴールしたことを知った。
そしてマックィーンはスモーキーからあることを聞く。
それは、ドックがマックィーンのクルーチーフをした頃から、送られてきた数々の手紙。
そこには、楽しそうにしているドックの写真。そして、マックィーンへ教えることが楽しいという内容をスモーキーから聞いた。
気持ち新たに、スモーキーのもと、厳しいトレーニングが始まる。
牧場でトラクターの群れの中をぶつからないように先頭にでるもの、クルーズをジャクソン・ストームと見立て、コースを3周するまでにクルーズを抜くのがルール。
すべてのトレーニングをクルーズと行い、より絆を深めていく二人。
そして、段々と力を付けてきたマックィーン。
大事なレースの開催地フロリダへ向かう最後のトレーニング。
一度はクルーズを抜くも、再度抜かれてクルーズに負けてトレーニングは終了してしまう。
その時、マックィーンの中で何か違う思いが生まれていた。
未来を決めるフロリダレース。
フロリダでのレース当日。
予選を参加していなかったマックィーンは最後尾からのスタート。
勝たなければ引退のレースで、最後尾からは不利でしかなかった。
ただ、マックィーンは順調に順位を上げていった。トレーニングの成果が出ていた証拠。
しかし、順位を上げる中、マックィーンの中でクルーズがレーサーへの夢を諦めていたことが脳裏に浮かぶ。
そんな中、前方で大クラッシュが起き、イエローフラッグでレースが中断。
レース中断の中、ピットに戻るマックィーン。タイヤの履き替えをグイドに指示を出し、履き替えさせようとするグイドに「僕じゃない、クルーズのだ」。
戸惑うクルーズにマックィーンは「クルーズ、チャンスを掴め」と言い放つ。
マックィーンがレースを離れることは、それは引退をしなければいけないことだ。
マックィーンの言葉を理解し、その言葉を胸にレースへ参戦したクルーズ。
そして、そのクルーズにチーフとしてアドバイスを送るマックィーン。
レース初心者のクルーズは、マックィーンの指示に従い着実に順位を上げていく。
その頃、ジャクソン・ストームは1位を維持しながら順調に走っている。
ピットからジャクソンに無線が入る。
「クルーズ・ラミレスが順位を上げている」
そう、ジャクソンのピットはクルーズの存在を意識し始めた。そして、ジャクソンも同じように、意識し始める。
クルーズは順位をあげ、目の前にはジャクソン。
その時、ジャクソンがワザと順位を下げクルーズの横につき、言葉で妨害を始める。
そのことで、一瞬諦めてしまったクルーズの気持ちを繋いだのはマックィーン。
最後の一周。
ジャクソンとクルーズのトップ争いの結果、再度体を張ったジャクソンの妨害を受けるも、ドック・ハドソンと同じワザを使い、見事にジャクソンを蹴散らしクルーズはゴールをした。
ゴール後、最初に走ったのがマックィーンだったため、クルーズと一緒に勝利と会場の電光掲示板に表示され、マックィーンの引退も取り消しとなった。
その後、クルーズはラスティーズのライバルチーム「ダイナコ」と契約し念願のレーサーへなることができた。マックィーンは、ダイナコ石油のオーナーである「テックス」がラスティーズを買収したことで、ラスティーズのマークを付けながら、クルーズの指導にあたれることになった。
指導者の道へ進むこととなったマックィーンの車体カラーは、トレードマークだった赤から、ドックと同じカラー、横には同じく「FABULOUS McQueen」の文字があった<a href=”//af.moshimo.com/af/c/click?a_id=823396&p_id=1082&pc_id=1566&pl_id=16247&guid=ON” target=”_blank” rel=”nofollow”><img src=”//image.moshimo.com/af-img/0345/000000016247.jpg” width=”300″ height=”250″ style=”border:none;”></a><img src=”//i.moshimo.com/af/i/impression?a_id=823396&p_id=1082&pc_id=1566&pl_id=16247″ width=”1″ height=”1″ style=”border:none;”>
カーズ クロスロードを見た感想。
冒頭でも述べたように、賛否両論だと思う。でも、僕はよかったと思っています。
まず、僕がカーズ3を予告で見た時に最初に思ったのは「大クラッシュからの復帰、そしてなんとか勝つ」だと思っていました。それからいくつかの情報を見て、「引退」という言葉が出てきたので、勝ったあとに引退だと思っていました。
でも、そうではなかったです。
途中で、クルーズにバトンを渡し、自分は引退の道を選ぶ。
ハッキリ言うと度肝を抜かれました。多分、見た人はみんな同じことを思うはず。
そして、カーズ、カーズ2を見てきた人なら、なおさらだと思います。ここが、賛否両論になる箇所だと思います。
でも、ストーリーは最高でした。
前作、前々作と比べても、今作は最高のできだったと僕は思っています。だからこそ、最後のところで「がっかり」や「ありえない」など思う人が多いのかと思います。現に一緒に見に行った中2の子供は「いい話だったけど、ちょっと理解できない」と話していました。
確かに、理解しがたい部分だと思います。映画を観る側、特にカーズファンとしては、マックィーンにはいつまでも強く、そして誰にも負けないキャラで居続けて欲しいという気持ちがあります。
もちろんそれは僕にもあります。
でも、もともとカーズは乗り物を擬人化させた世界。
乗り物とは言え、古くなってくれば最新のものに勝てなくなっていくものです。それは、人間も同じで歳をとれば、若い人には勝てないことが多く出てきます。
だけど、人にはそれを補ってくれるものがあります。
それは、経験とそれに基づいた知恵と判断力です。
体力には勝てない。だけど知恵で勝つこともできます、判断が早くて勝つこともあります。すくなからず、誰にでもそんな経験はあるはずです。
中学や高校、大学での引退からの後輩へのバトンタッチ、会社での後輩や部下へのバトンタッチ、家族での親から子へのバトンタッチ。
レースが題材ということで、どうしても現実のスポーツと重ねてしまう部分が多くなって、理解できないと思ってしまいがちです。
本来なら、レース経験のないクルーズが、ジャクソンに勝って1位になってしまうなんて、奇跡としか言いようがありません。
でも、もともとクルーズはマックィーンに憧れ、レーサーになることを夢見ていたことがあります。トレーナーとして、同世代と思われる若きレーサーも多く育ててきています。
その辺りから推察すると、クルーズのポテンシャルは相当なものがあったと思います。人に何かを教えることができるって、誰にでもできることではなく才能や経験によるところが大きいです。本人も周りも気付いていなかった、すばらしいものを持っていた。
それを見抜き、1位を取らせるためにアドバイスを送ったマックィーン。それに、自分が引退するのに、なにも持っていない人に道を譲ってチャンスを掴ませようなんて普通しませんよね。僕なら絶対にしないです。
スポーツだけでなく、世代交代というものは必ずあることです。そこから生まれるものは実績だけで見ることなく、その先を見ることも入っています。可能性の部分に賭けることだってあります。
クルーズと初めて会ったトレーニング施設で優秀な成績ん残していた、デモリッション・ダービー、スモーキーのもとでの最終トレーニング、そのあたりのことを踏まえ、レーサーになりたかった夢を持ち、気持ちも強いクルーズだからこそ、譲れたんだと思います。そして奇跡を起こし、見事に1位となった。
マックィーンの経験から打ち出された判断での結果だったのではと思います。
そして奇跡と言葉を使いましたが、ディズニー映画では、よくあることですよね。信じて願い続け、頑張れば奇跡は起きる。まさに、その流れをくんだ、ディズニー映画らしい映画だったと思います。
ちょっと大人向けなのかもしれない。
本来ディズニー映画には、子供向けや大人向けなんてものは存在しません。
それは、ウォルト・ディズニーがそれを区別する考えの持ち主ではなかったからです。
私は6歳の子供であれ、60歳の大人であれ、すべての人が心の中に持っている”子供心”に響く映画を作る。どんなに悪い大人でも、無邪気さを捨ててしまってはいないのだ。たとえ心の奥深くに埋めてしまっているとしてもね。
ディズニーランドは子供だけを相手に作ってはいない。人はいつから子どもでなくなるんだい?大人の中に、子供心が消え去ってしまっていると、言いきれるのか?
いい娯楽であれば、若者にも老人にも、誰にでもアピールできると信じている。
親が子どもを連れて来られるところ、大人だけで来ても楽しく過ごせるところ……。
僕はここをそんな場所にしたいんだ。
この2つの言葉は、生前ウォルト・ディズニーが残した言葉です。
本当なら子供向け、大人向けなんて考え自体がディズニーではありえないことなのかもしれませんが、今作では少し大人向けなのかと思いました。
理由としては、やはりクルーズ・ラミレスに走るバトンを渡し、マックィーンが引退を選択したところですね。
これに関しては、やはり経験したことがないとなかなか理解が難しいところかもしれません。そうなると、小さな子供には少し理解が難しく思えてしまいます。
また、製作者側の意図と言うか、気持ちが入ってしまったものなのかもしれません。
今作「カーズ クロスロード」では、製作総指揮がジョン・ラセター、監督はブライアン・フィーとなっています。
カーズ、カーズ2でも監督をしたジョン・ラセターが、今回は製作総指揮になり、監督は初監督のブライアン・フィーに任せた。このことが、カーズ クロスロードのストーリーに大きく関係しているのは間違いないと思います。
ブライアン・フィー監督は、カーズ、カーズ2、ウォーリー、レミーのおいしいレストランなど、多くの作品作りに主要製作者として参加していました。ただし、監督業は経験がない。
そんな彼を、ジョン・ラセターにとって特別なカーズ作品を任せたのには、今作でのマックィーン、もしくはドック・ハドソンのような思いがあったからなのかもしれません。
そして、ブライアン・フィー監督にもマックィーンやクルーズ・ラミレスとのような思いがあったのかもしれません。
僕にも経験がありますが、後進を育てるためには、自分がやっていてはダメな時があります。そんな時が、いつか必ず訪れてきます。そして、教えながら、アドバイスをしながら任せ成功を願う。
そうすると不思議なことに、任されたほうだけでなく、自分自身も人間として大きく成長ができます。
たぶん、ここが今作でのマックィーンとクルーズ・ラミレスとのバトンタッチの際に思い描かれていた部分だと思います。経験がないと難しい部分ですよね。
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もう一つの印象的なシーン。
今作のカーズクロスロード(カーズ3)では、多くの印象的なシーンがあります。
大クラッシュ、ラスティーズのラスティーとダスティーのマックィーンに対する想い、クルーズとのバトンタッチなどなど。
その中でも、僕が注目したのが映画開始直後のレースシーン。
マックィーンも、他チームのレーサーと仲良くしている。レース中に軽く会話をしたり、レース後の会見でいたずらをしたり、逆にいたずらされたりと、周りとの仲の良さをうかがわせてくれるものでした。
初代カーズでは、周囲のレーサーとも仲良くせず、大先輩であるダイナコのキングことストリップ・ウェザースのアドバイスすら聞かない。ピットクルーとも仲良くせず、とにかくワガママな「一匹オオカミ」を気取っていた。
それが、今作ではまったくそんなことなく、みんなと仲良くしていた。
「成長したんだな~」と、感慨深く見入ってしまいました。
過去の人気キャラクターも出演。
今作では、カーズに出ていた人気のキャラクターが出演していました。
その中でもしっかりと役割を持って出ていたのが、キングとチック。
キングは引退後、所属していたダイナコでクルーチーフとして、また、チックは、テレビに出演しレースの模様を伝えていました。
カーズでは、マックィーンのライバルであった、キングとチック。
彼らはすでに引退し、別の道を走っています。
なにげなく、マックィーン引退後の道が示されていたなと思えてしまう演出でした。
ドック・ハドソンはなぜ出演しないのか?あ
先日、この記事を読んだ方からメッセージをいただきました。
「ドックはなぜ出てこないんですか?ご存知でしたら教えていただきたいです」と。
カーズ2を見ていないと、ドックがどうして出演していないのか分からないですよね。
ご存知の方も多いと思いますが、ドックの声を担当していたポール・ニューマンさんが、カーズ2の制作が始まる前に亡くなっています。
ドックの声に代役を立てたくなかったため、ドックの出演が見送られました。
ただ、カーズ2ではピストンカップにドック・ハドソン記念と冠をつけたり、ラジエタースプリングスにあったドックの診療所を記念館に変えたり、色々な場面で登場はしていました。
今作でも、ドックの存在がマックィーンにとって、どれだけ偉大な存在だったのかが分かるシーンが数多くありました。
カーズシリーズにとって、ドックは欠かせない存在であることは間違いないですね。
今まで以上の映像美。
見ると驚くこと間違いなしです。相当、こだわったと思います。
前作までも、もちろんきれいでした。
ただ、今作は今まで以上で驚いてしまいます。
車体に反射して写る景色は、今まで以上の美しさでした。
そして、背景。これは、もう今までのとは比べ物にならないぐらいきれいなものでした。
スタジオジブリの手法を意識。
ジョン・ラセターさんと宮崎駿監督は仲が良く、親友として親交があるのは有名な話ですよね。
スタジオジブリのアニメーション作品を高く評価しているラセターさん。実は過去の作品に、ジブリ作品を登場させています。
カーズ2では、空港スタッフで姿かたちがそっくりな車が2台登場していますが、その車の名前が「サツキ」と「メイ」。どこかで聞いたことのある名前です。
そう、ジブリ作品で人気のある「となりのトトロ」に出てくる女の子の名前。
今作、カーズクロスロードにも、ジブリ作品を参考にした場面があることをご存知でしょうか?
カーズ2と同様にトトロのあるシーンを参考にし、映像表現したシーンがあります。
それは、マックィーンが大クラッシュしたシーン。
レースをしているシーンは、スピード感溢れる映像ですが、クラッシュのシーンはスローモーションで表現しています。
これはとなりのトトロで、サツキとメイがバス停で初めてトトロに会ったシーンを、参考にしているそうです。
今作の脚本家であるピーターソンさんは「『となりのトトロ』を観る度に“ゆっくり見せる”という極意を思い出させてくれる。十分な間が生まれることで、シーンがより印象的に見えるようになるんだ」と話しています。
この手法を取り入れたことによって、マックィーンのクラッシュシーンがより印象的になったのは間違いないですね。
まとめ。
僕的には、カーズ クロスロードは本当にいい映画だったと思っています。
いろんな人の意見が飛び交うような、映画だと思いますが良かったです。
ストーリーもよし、映像美もよし。
大人も子供も見て楽しめる映画であることは間違いなしです。
たくさんの共感が生まれる作品です。ぜひ、まだ見ていない方は見ることをおすすめします。
それと、映画を見に行く前にカーズとカーズ2は見直していくといいです。
もちろん、見たことない方も見てから行くと、より感情移入して見ることができます。
では、また〜。
今回も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。
カーズクロスロードの公式ホームページが気になる方は、こちらからどうぞ〜。
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おすすめDVD。カーズクロスロードを見る前に、過去作品を見ておくとなお楽しい!
生意気で自己中心的だが、実力はピカ一の新人「ライトニング・マックィーン」。
マックイーンはあるレースで、引退間近の最多勝の「キング」、いつも2番手の「チック」と接戦をし、3台同時ゴールという前代未聞の結果を出す。3台だけでの決戦レースを行うことになり、決戦会場へ向かう。その途中、所属チームの仲間とはぐれてしまう。そこから、マックイーンのレースへの考えかたが変わるできごとが始まっていく。
カーズシリーズ初代作品。ここから、すべてが始まりました。
ピストンカップを制覇し順風満帆なマックィーン。メーターが起こした、とあるできごとがきっかけで、世界大会のレースへ参戦することになる。その世界大会へ参戦するにあたっての条件は新型燃料「アリノール」を使用すること。そのアリノールには大きな陰謀が隠されていた。偶然が偶然を呼び、メーターが陰謀に巻き込まれていく。
カーズシリーズ2作目。メーターがスパイアクションを繰り広げる。
おっちょこちょいなメーターが、本当かウソなのか分からない話をしゃべりだす。
短編が集まったDVDなので、色々な物語があって飽きさせない。メーター好きにはたまらない、おすすめのDVDです。
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