こんにちは、横浜メガネ(@yokohamamegane)です。
部下の女性にこんな相談をされました。
『私は今後どこを目指したらいいですか?』
いきなり過ぎて『へっ⁉︎』って変な声出しちゃいました。
話を聞いたら次のことで悩んでいました。
・全ての仕事ができる人。
・何か一つだけズバ抜けて仕事ができる人。
自分の存在価値を凄く気にしているのが話を聞いて分かりました。
やれることが少なければ厳しい。
『こんなこと思う人、他にもいるんだな』
が感想です。
自分も遠いとおーい昔に考えたことをありました。
部下に話した第一声は、
『今は考えてもムダだから考えない方がいい』
そもそも彼女は入社2年目です。
どこを目指したいかを考えるのはこれからで良いと思う。
まだやれる仕事も限られているし、限られている仕事だけでズバ抜けているなんて判断するのは厳しいです。
もし10ある仕事の中で8できて、その中で1つ素晴らしいパフォーマンスを見せているなら別です。
でも現状では厳しいですね。
長い時間が必要。
普通全ての仕事を覚えるには長い時間が必要です。
彼女の話す全ての仕事ができるようになるには
たくさんの経験が必要です。
2年目ではまだまだです。
彼女の話していた2種類を上司としてどちらが頼りになるか、また目指すべきかを話すのは難しいですね。
汎用型。
自分の部下の一人にこんな人がいます。
勤務年数10年ぐらいの女性。
長いだけあって色々な仕事を任せることができる人がいます。
どんなことも頼めば正確に仕事をしてくれます。
なにをやらせても平均以上の仕事をしてくれます。
色々なことができるので頼りにできる存在です。
ただ一つ難点があって、考えて行き着く先、結果も全て誰もが出せるものなんです。
言葉は悪いですが平凡なんです。
特化型。
同じく部下の一人。
勤続年数8年ぐらいの男性。
彼も長いだけあって色々やってくれます。
ただし得意不得意の差が激しく、また気分屋さん。
数字が間違っちゃったりしていることがあります。
でも凄く独創的な企画書を出してきたり、エクセルで考えつかなかった物を作ってくれたりします。
特に自分が好きで得意なことに関しては凄く仕事が早いですし、良い物を出してきます。
他の部下にはないものを持っていますね。
彼もまた頼りにできる存在です。
ただし、明らかに平均以下もあるので扱いづらいところがあるのも事実です。
正解はない。
多分ですが、相談してきた部下はこんな人たちを見て自分なりに考えて相談してきたのだと思います。
でも、正解はないと思っています。
どちらも頼りになるのは間違いないです。
人それぞれ違いますからね。
平均的にできる人がいなければ仕事なんてうまく回らないです。
逆にズバ抜けて何かをできる人がいなければ、新しいものが入ってこないです。
一番良いのは全てズバ抜けている人。
でも、なかなか難しいことですよね。
やっていく中で見つけるしかないよね。
相談してきた部下にどちらが良いかのアドバイスしていません。
唯一話したのは、
『指示された仕事、目の前の仕事を一生懸命やって少しずつ覚えてやれることを増やしていくこと』
『その中から自分が好きなことや得意なこと、楽しいと思えることを見つけること』
の2つ。
経験の浅い部下にはこれぐらいしか話せません。
それ以上話すと、片方にしか意識が行かなくなってしまうことも考えられるので良いことだとは思えなかったからですね。
まとめ。
遠い昔に考えたことがあると冒頭で話しましたが、結局のところ考えても答えなんて出ませんでした。
こんなのは仕事をしていくうちに、結果として出てきてしまいます。
ちなみに自分を2種類のどちらかに分けるなら特化型です。
彼女にも結果として分かって欲しいんです。
分かるってことは自分の強みと弱みを知ることにもなります。
仕事だけではなく他のことでも、そこが大切かなと思います。
では、また〜。
今回も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。