こんにちは、横浜メガネ(@yokohamamegane)です。
子供の頃からの夢を叶えるために頑張っている人って、共感ができて応援したくなります。
自分は以前の記事でも書きましたが、消防官になりたくて10年間頑張ったことがあります。
叶いはしなかったですけどね。
少し前の話になりますが、友人から相談されたことがあったのでその時の話をします。
口を閉ざす子供。
友人には高校1年生の男の子がいます。
彼は警察官になりたいそうです。
公務員試験を受けたことがない友人から「子供の話を聞いてアドバイスしてほしい」と相談されました。
そこで聞かれたことはごく普通の話で、実体験を元に話してあげました。
話が終わり自分から1つだけ聞きました。
「なんで警察官になりたいの」って。
彼は黙ってしまいました。
マズイこと聞いたかと思いましたが、もう1度聞くと彼の口から出た言葉はこうでした。
「話さないとダメ?」
たいした理由じゃない。
子供の頃からの夢を叶えようと頑張っている人、大きくなってからやりたいと思う職業ができた人、その人達から話を聞くときって大抵が高い志と言うか、高尚な理由が出てきます。
叶えたい、やりたいと思っているものによっても違うと思いますが、本当のところってどうなんでしょうね。
もちろんそれが本音の人もいるはずです。
でも、全員が全員そうではないと思います。
入口は誰もが同じような憧れから始まっているはずです。
例えば自分の場合だと、「消防車かっこいい」
「消防車に乗ってみたい」から始まっていますね。
それが成長していくにつれて「助けを求めている人の役に立ちたい」などを考えるようになっていきました。
子供の頃からやりたいと思っている職業なんて、誰もが一緒で一番最初に思ったことはたいした理由ではないことが多いはずです。
「かっこいい」「やってみたい」
そんなところから始まるんじゃないのかな。
肯定してくれない人。
でも、それを「良し」としてくれない人が凄く多いですよね。
「そんな理由でやりたいなんて軽すぎ」
「本気でやりたいと思っている人に失礼だ」
なんてこと言う人がいます。
何が違うんだろう。
特に考えもなくとりあえず就職する人と。
やりたい事がないからとりあえず大学に行く人と。
何年も温めてきた気持ちを叶えようとしているほうが、よっぽどましだと思う。
どんな理由だろうと嘘はない。
自分も経験あります。
「消防官は子供の頃からの夢だからやりたいんだ」
なーんて話すと決まって言われること。
「そんなんでなれるわけないだろ。本気で助けたいって思ってるやつしかなれねーよ」
一理あります。
でもね、そんなことは他人に言われなくても分かっているんです。
それだけじゃないことも分かっているんです。
でも、消防官ではない人が気持ちだけでも本気で「助けたい」って思ってる事を否定する意味が分からないです。
なってからでなければ分からないこともあります。
叶えて経験して、そこで初めて気持ちだけでなく、本当の意味での「助けたい」になると思うんです。
どんな理由だって「なりたい」って気持ちに嘘はない。
高尚な理由はなってからでもいいんじゃないかと思う。
特別な理由なんて必要ない。
友人の子供が話したくない理由は、なんとなく察しました。
「誰かに話したらバカにされたか、否定された?」って聞くとうなずいてくれました。
「理由なんてなんでもいいんじゃないかな?立派な動機がなければいけないなんてルールはないでしょ」
「友達に消防や警察やってる人が多くいるけど、みんな『かっこいい』『パトカーに乗りたい』から始まってる人しかいないよ」
そんな話をしてあげたら笑顔になってくれました。
まとめ。
何かやるのに特別な理由なんて必要ないです。
やりたいと思ったらそれが理由でいいんじゃないかな。
特別な理由を求めるのも変な事だし、必要のない事です。
必要なことは認めて応援することだと思う。
どんな理由だろうと応援してあげる。
それがその先で特別な理由を作ることになるはずです。
では、また〜。
今回も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
BT◯