こんにちは、横浜メガネ(@yokohamamegane)です。
先日、僕には珍しい事がまたありました。
記事を読んでくれた人からメッセージをいただきました。
内容は
「ブログを読んで時間を作るために仕事を辞めて夢に向かって再度挑戦しようと思った」でした。
僕の記事を読んでこんな風に行動してもらえるなんて嬉しかったですね。
でもやりとりしている中で気になることがありました。
メッセージをくれた方、仕事を辞めると無収入で貯金もあまりないそうです。
それを聞いて辞める時期を少し考えたほうがいいとメッセージを送りました。
今回はなぜそう思ったかを話します。
なお記事にすることについては了承いただいています。
お金が多くあれば幸せ?
まず、あなたはお金が好きですかー?
僕は好きですよー!
でも、お金が全てではないですし第1位でもありません。
「金があればなんでも買える」って人いますが、僕はそうは思いません。
全てを解決できるわけでもないですしね。
ですがしあわせを多く感じることはできます。
これは間違いなく幸せになれる、もしくは幸せだと思えるはずです。
無いよりあったほうがいいに決まっています。
お金がなければ生活できません。
だからみんな働くんですよね。
腐るものではないので、あって困ることなんてありません。
欲しい物も買えます。
美味しい物も食べれます。
行きたいところにも行けます。
幸せと感じる回数も多いです。
使ってしあわせ、貯金額を見てしあわせ。
お金によってしあわせを感じることは多くありますよね。
そして何よりも『お金がない』と悩むことがないです。
これって凄く幸せなことだと思います。
無収入の焦り。
自分は高校を卒業してからすぐに働きました。
でも子供の頃からの夢を叶えたくて、仕事を辞めて学校に通いました。
学校に行っていた2年間は、勉強をする時間が欲しかったのでアルバイトをしなかったんですよね。
でも当時は実家暮らしだったので、それほどお金がかからなかったのでよかったですが、それでも参考書を買ったり学校でのお昼代や、たまに遊びに行くお金は必要でした。
バイトもしていなかったので収入はゼロ。
働いていた時に貯めていたお金を少しずつ切り崩していました。
周りの友達は就職しているかバイトで生活をしている、もしくは学生でバイトをしている人しかいなくて無収入は僕だけ。
一度働いてからの無収入って、かなり精神的にきます。
精神的に焦りが出てきます。
通帳に一切入金がされないので減っていくだけ。
ゼロへのカウントダウンみたいで凄く嫌でした。
100円でも迷う。
働いていた時は毎月多少の変動はありましたが、そこそこもらえていました。
無駄遣いも多くしていたと思う。
美味しいものも食べました。
欲しいものも買いました。
やりたいと思った事もやりました。
それが無収入になってからは簡単にできなくなる。
食べたり買ったりなどを簡単にすることはできなかったです。
働いていた時の生活と真逆の生活になります。
今までなら簡単に買っていた100円のものでさえ買うのにも悩むんです。
でも、不思議とお金がなくて不幸だとか貧しいとは思ったことがなかったです。
それを選んだのは自分自身。
お金がなくて不幸などと思わなかった理由は、やっぱり自分自身が選んだ道だったからですね。
叶うかどうかもわからないものに賭けて進んでいたからです。
仕事を辞めたのも、夢を追いかけたのも、そして絶対に叶うと信じたのも僕自身。
まっ、叶わなかったんですけどね。
でも辛いだとか不幸だとかそんなことを思わなかったです。
だから入ってくるお金がなくて焦りはあっても不幸だとは思わなかった。
逆に少ない貯金の中から、参考書や本に使ったお金は今と変わらないぐらい使ってたと思う。
収入がある時と比べても、無収入だったあの頃は知識に対して凄く貪欲だった。
もしかしたら今以上に貪欲だったかもしれないです。
無収入に変わりはない。
こんな話の流れだと、
「収入がなくても夢や目標があれば大丈夫。それに向かって頑張っているならいいじゃん。お金なんてあとでなんとでもなるよ」
なんて考えている人や言う人います。
僕も会社辞めるまで同じように思っていたし、同じようなことを言われたこともあります。
でも甘い。
なんともならないです、働いていないんだからお金が入ってくるなんてことはないです。
なんともならないんですよ。
前段で「不幸だと思わなかった」と話しましたが、それは多少ですが貯金があったからです。
実家暮らしだったってことと2年ぐらいなら貯金でなんとかできる計画があったからです。
それでも無収入なのには変わりはないんです。
別々に考えないで。
そもそも僕は夢を叶えるためにはお金が必要だと思っています。
夢とお金は別々に考えてはいけないものなんですよね。
「お金は現実」、「夢は非現実」の世界と考えられてしまいがちです。
それは夢という言葉が理想の世界として話されてしまいがちだからです。
叶っていない未来の話だからですね。
でも実際には違って、夢を追いかけるのも現実世界でのできごとなんです。
「夢」って言葉に惑わされてフワフワとしてしまいがちになります。
それを叶えるために仕事を辞めて時間を作るのは賛成です。
でもその期間の生活が不安定過ぎて、目標にしていること以外に多く気を取られてしまっては意味がないです。
理想だけじゃ叶わない。
僕が実体験で学んだことがいくつかありますが、今回の話でスポットを当てるなら2つ。
・夢を諦めずに追いかける大切さ。
・そのためにはお金が必要。
なにをするにもお金は必要です。
夢を追いかける人にもお金は必要。
当時の僕には参考書や本を買うお金が必要でした。
それ以外にも願書を提出するための郵送代。
受験地まで行く交通費。
そしてその他のこともやるには生きていかないといけない。
食べなければ生きていけないです。
貯金があれば多少の無収入期間があってもやりきれます。
でも、計画もない継続しての無収入は厳し過ぎです。
そこを理解せずに
「お金よりも夢や目標、やりたいことをやるほうが大事」
なんてことを軽く言う人が多い。
確かに目標に向かって頑張っているときは楽しいです。
「夢に向かって頑張ってる俺サイコー」なんて自己陶酔に浸れる時もあります。
僕も浸ってた時がありました。
でも、理想論だけじゃ夢は叶わない。
お金の話をすると「夢がない」「現実主義者」「守銭奴」なんて否定的なこと言う人がいるけど、僕から言わせてもらえば、
「そこを理解していないなら夢を叶えることなんてできないし、スタートラインに立つことができて走り始めても途中でリタイアするのが目に見えている。そんな風になるなら寝ているときだけ見ていればいい」
と思ってしまいます。
仕事を辞めてまでやりたいことをやるために頑張るなら、それなりの計画が必要です。
仕事を辞めました、でも貯金がなくて食べて行くのが精一杯。
知識を増やすためのものが買えない。
だから勉強もできない。
いつもお金のことばかり気になってしまう。
で、結局時間を作るために仕事を辞めたのに働きだす。
意味がないです。
なんのために辞めたのかすら分からない。
しっかりとした計画もなく辞めてしまう意味が分からないです。
今までそんな人を多く見てきました。
原動力と燃料。
夢だけで生きて行くことは厳しいです。
ただし、原動力には必ずなります。
無収入で焦ることがあっても、それに向かっていることが必ず原動力となります。
その力を動かすためにお金という燃料は必要です。
だから夢を追いかけることとお金のことは切っても切り離せない関係なんです。
叶えた後に
「給料が少なくても関係ない、やりたいからやるんだ」
なんてことを思うのは自由です。
そこからはまた違う自分自身で選んだ道です。
不満が出たらその時に考えればいいです。
なる前に考えても分からないことだらけなんだしね。
まとめ。
冒頭でも話しましたが、僕はお金が全てではないと思っています。
でも、上記で長々と話したことについてはお金の優先順位は高いです。
僕のブログを読んで行動に移してくれるのは凄くありがたいことです。
でも、この記事で話したことを十分に理解したうえで行動してもらいたいです。
では、また〜。
今回も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
BT◯