こんにちは、横浜メガネ(@yokohamamegane)です。
僕は妻のことを名前で呼んでいます。
子供の前だろうと、誰の前だろうと名前で呼んでいます。
もちろん子供が「ママは?」と聞いてくれば、
「ママはキッチンでご飯作っているよ」と言います。
これをいつでも、「パパやママ」もしくは「お父さんやお母さん」と呼んでいる人が意外と多いです。
僕の周りにも多くて、少し違和感を感じるし、「名前で呼べばいいのにな」って思っちゃう。
僕が名前で呼ばないのがイヤだから余計に思うんです。
心の中で叫んでますよ。
会社でもそうですし、家族同士で遊びに行ったとき、友人同士で遊んだときに違和感を感じるときがある。
家族同士で遊びに行った時なんかは、まだ分かる。
子供がいる前で「ママ」や「パパ」などと呼べば、誰のことを指しているのかが分かるから。
でも、その対象となる人がいないときには、特に違和感を感じて仕方がないです。
例えば会社の同僚や友人と話しているときに、家族の話が出た際に多い。
「うちのママがこないださ……、」
みたいなセリフが出てくる。
話の流れ的にも自分のパートナーである奥さんを指していることはなんとなくわかる。
でも、たまに思ってしまう。
「自分の母親をまだママと呼んでいるのかい?」と。
そして心の中で叫んでしまう。
「スッゲーーーーーーー、マザコンじゃん!」
「やっばくねーーーーー、30代で『ママ』って!」
ハッキリ言って凄く紛らわしい。
本人いるいないにかかわらず、対外的に話すなら「妻」もしくは使い方が間違っているけど「嫁」、はたまた「うちのがね」ぐらいにしてほしい。
もうね、分かんね〜ときあるって。
呼ばなくなる理由。
そもそもなんで名前で呼ばなくなってしまうんでしょうね。
結婚する前は名前もしくはニックネームで呼んでいたはず。
本人がいないところでは「彼氏」や「彼女」と話すことがあっても、本人がいる目の前で「彼氏」や「彼女」なんて呼んでいないはずです。
呼んでいたら相当イタイ。
友達がいる目の前で本人がいるのに「彼氏くん」や「彼女さん」って付き合っている当人同士が呼んでいるの聞いたことあります?
僕はないですねー。
友達側としては呼んだことありますけどね。
結婚してからも最初は同じように名前などで呼んでいたはず。
当たり前ですけど子供が生まれてから呼びかたが変わってしまうんですよね、「名前」から「パパ」や「ママ」に。
僕はこれが凄く残念というか、嫌なんです。
理由がいくつかあります。
役職みたいでイヤです。
僕自身、妻と二人っきりのときに「パパ」と呼ばれることがほぼないです。
子供が一緒にいるときに呼ばれることがあります。
でも、たま〜に僕だけに用があるときにも「パパ」と呼ばれることがあります。
これが凄くイヤなんです。
僕は確かに家族の中では「パパ」です。
でもこれって、家庭の役職みたいなものだと思っています。
子供が生まれる前は名前で呼びあって、一個人として見ていたのに子供がいると役職で呼ばれる。
子供を含めて会話をしているならいいんです。
二人っきり、もしくは二人での会話で「パパ」と呼ばないでほしいです。
たまたま出てしまうだけなのでいいですが、毎回だと「一個人として僕を見てくれていないんだなー」って寂しさを感じてしまうからですね。
職場で上司からは役職で呼ばれることがほとんど。
ちゃんと名字で呼んでくれる上司や部下がいますが、やっぱり役職で呼ばれるより親近感が湧きます。
職場と家庭では違いがありますが、やっぱり役職で呼ばれるよりいいですよね。
だから妻のことは名前で呼んでいます。
大切にしたいから。
名前で呼ぶことを大切にしたいと思っています。
僕にも経験ありますが、ごく稀に付き合う前から名前で呼んでいることもありますよね。
でも、ほとんどの方が交際してから名前で呼ぶようになってると思います。
初めて名前を呼ぶときって、少し恥ずかしくなかったですか?
今までは名字やニックネームで呼んでいたのが、急に名前って。
「いきなり名前で呼んで変に思われないかな」
とか思ってたりしてたんですよね。
ヤッベー!スゲー若過ぎる。
思い出しただけで恥ずかしい。
僕はメッチャ意識し過ぎだったんでしょうね。
甘酸っぱい思い出ですね〜。
でも相当昔の話なので、「甘」が取れて酸っぱいだけですね、腐ってる酸っぱさかも…。
まぁ、そんなことがあったと思うんですよ。
多分ほとんどの人に。
あれだけ呼ぶときに照れて少し緊張しながら呼んだ名前。
それを何故簡単に呼ばなくなることができるのか、もったいなさ過ぎ。
呼ぶことに慣れてしまえば、なんともないことであって、毎日呼んでいれば空気を吸うのと同じように当たり前になって何も感じなくなる。
それが凄く嫌なんです。
忘れてはいけないことのような気がしてならないんです。
だからあの頃の気持ちを大切にしたいから、名前で呼ぶことにしています。
あ、「キモい」に類するコメントはいらないですからね。
自分自身がよ〜く分かっているんで。
最期に呼ばずに後悔。
最後に一つ。
昨年親戚の叔母さんが他界しました。
最期のお別れのときに、叔父さんが柩に手を付きながら「お母さん」言ってました。
僕は聞いたときに
「最期ぐらい名前で呼んであげればいいのに」
って、思ってたんです。
夫婦には色々な形があるから一概に良し悪しは決めれないのは分かっています。
でも、僕はそう思ってしまったんですよね。
でも、叔父さん49日の法要のあとに話してました。
「最期ぐらい久しぶりに名前で呼んであげればよかった」
凄く後悔していましたね。
ちょっと逆で実践。
3つ理由を話しましたが、たまには子供の真似をして「ママ」と呼んでみようと思い実践してみたんです。
普段と違う呼びかたをするって、「ちょっと新鮮」でドキドキしちゃいました。
「ママ」
「……」
「ママ」
「……、あのさ急になんなの?気持ち悪いからホンットにやめて!わたしはメガネのママではない」
はい、怒られましたー!
メッチャ不機嫌になりましたー!
変態を見る目で見られましたー!
でも僕の場合は「ママ」だから怒られたけど、逆だったら怒らないはず。
普段呼んでいない人がやったら、喜ぶはず!
まとめ。
今日は2月2日で夫婦の日ってことで、こんな話をしてみました。
普段呼んでいないあなた。
ぜひ呼んでみましょう!
そして結果を教えてくれたら嬉しいです!
では、また〜。
今回も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
BT◯