ブログを読んでいると、よく見る言葉に「インプット」と「アウトプット」ってあります。
この言葉を見るのは、「インプットをしないとアウトプットはできません」みたいな感じで見ることが多いです。
色々な経験をして、それを発信する。
無の状態で何かを発信することって、多分できないですね。
創作物語を作って発信しても、何かの体験をしていなければ厳しいです。
このインプットとアウトプットって、働いている時も同じだと思いました。
日本語にするなら知識と知恵
インプットとアウトプットって横文字にすると難しく感じてしまいます。
そんなの僕だけだと思いますが…。
あえて日本語にするなら知識と知恵。
僕の勝手な解釈ですけど、インプットは知識、アウトプットは知恵だと思っています。
僕は知識がなければ知恵なんて出てこないと思っています。
知恵なんて、何もないところから生まれてきません。だから知識をたくさん習得しないと、知恵が生まれてこないんですよね。
これは職場でも周りのみんなに言っていることで、特に部下にはよく話しています。
例えばあるプロジェクトがあったとします。
そのプロジェクトメンバーに選ぶなら、それに関連した仕事を経験している人を多く入れます。
経験しているってことは、知識を多く持っているからです。
知識を多く持って入れば、成功させるためにはどうしたらいいかって、考えます。
考えて出てきたものが知恵です。
知恵がなければ、何かを変えたい、成功させたいと思っていても大したものは出来あがらない。
薄っぺらかったり、誰かと一緒、もしくは似ているものになってしまうんですよね。
知恵を出すためには、どうしたらいいか。
知識を増やすしかないです。
それを増やすには、色々な本を読んだり、体験したり、選り好みしないでたくさんの仕事を経験する必要がありますよね。
経験上、役に立たない無駄なことだと思っていたことが、意外なところで役に立ったことがあります。
無駄なことなんて、何一つないです。
必ずどこかで、何かしらの役に立ちます。
情熱のある人は凄い
上のプロジェクトの例え話の中で「経験している人を多く入れます」と書きましたが、僕は人選するときに全ての人を経験者で選ぶことをあえてしていません。数人だけ経験の浅い人や全く知らない人を選びます。
理由は、経験者ばかりが集まると、大切なことが抜けてしまうときや平べったくなってしまうことがあるからです。
経験者は自分の経験上の話をし、お互いの意見をあわせて綺麗にまとめます。
でも、知っているからこそ、知らない人のことが抜け落ちてしまうことがあるんです。
基本的なことが抜けてしまうんですよね。
話が煮詰まってしまったときなんかも、進まなくなってしまうことがあります。
知っていることが多すぎることが、逆に仇になってしまう。
そんな時に、数人の経験の浅い人や全く知らない人がいると、気付きを与えてくれたり、起爆剤となることがあります。
経験が浅く知識が少ないからこそ、基本中の基本を質問したり、突拍子もないことを言ったりします。
でも、この経験の浅い人や知らない人は誰でもいいわけでなく、その仕事に興味があって情熱を持っている人でなくてはなりません。
興味もない情熱もない人は、参加させても発言しないからです。
この情熱を持っている人って凄いですよ。
知識を持っている人たちが知恵を出した案に、平気でダメ出しすることもあります。
上記で話した「突拍子もないこと」だったりするわけです。
でも、それが意外にいい時が多いです。
まとめ
インプットとアウトプットから、知識と知恵の話になり最後は情熱となりました。
僕は知識と知恵、それに情熱というものは、何かをするときに必ず必要だと思っています。
どれか1つだけ、もしくは2つだけだと楽しくないものができたり、または失敗したりすることが多いです。
これは、僕が先日したツイートです。
会社でちょっとしたことがあってつぶやいたものです。
この2つだけでやると、のっぺりとしちゃうんですよ。
何かが足りない、不備があるなんてこともあります。
考えずに、持っているものだけで勢いで作ったものにいいものはできない。
知識、知恵だけでも、何かが足りない感じになってしまう。
3つが必要になるんですよね。
みんなでやる仕事なんかだったら、全員が全てを持っている必要はないです。一つずつ別のものを持っていてもいいですよね。
だけど、浅いものではなく知識は深める必要はありますね。
でも、一人でやることだったら、3つを一人で持っている必要がありますね。
持てるようにしていきたいものですね。
では、また~。
今回も最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
BT〇