こんにちは、横浜メガネ(@yokohamamegane)です。
漫画「宇宙兄弟」で人気のある名キャラ「ヤンじい」。
NASA(アメリカ航空宇宙局)所属のパイロット教官で、主人公南波六太の訓練担当官。
ひょうひょうとした雰囲気で、NASA教官の中でも一風変わった人物。
ただ、彼の話す言葉にはどこか深く重みのあるものばかり。
今回は、ヤンじいことデニール・ヤングの名言を紹介します。
Contents
デニール・ヤング(ヤンじい)とは?
デニールヤングは、NASAで宇宙飛行士候補生に戦闘機Tー38の操縦を教えている飛行訓練教官。
主人公六太との出会いは、弟である日々人が搭乗するロケット打ち上げの際になります。(上のツイートが、その時のシーン)
デニール・ヤングの愛機「マックス号」は、通常のT-38の1.5倍もの推進力を出せるように改造されてます。
マックス号は推進力以外にも改造されているので、通常機にはないクセが多く、操縦を嫌っている人が多いです。
六太の訓練担当官で、以前は六太の弟「日々人」も担当し、兄弟で教えてもらい南波兄弟の師匠にあたる人物。
訓練では、クセのあるマックス号の操縦をしながら、これまたクセのあるヤンじいのクイズやダジャレ攻撃を受けるため、一度に違う作業を行う「マルチタスク」が自然と身につく。
そんなクセのあるデニール・ヤングですが、多くの経験をし人間臭くもあるので、宇宙兄弟の登場人物の中では愛されキャラだと思っています。
では、次からデニール・ヤングの名言になります。
「人生」は自分のもんだ 人生はコントロールが効く。
ところでムッタ、空と人生の一番の違いは何だか知っているか?
「空」は誰のもんでもない 「人生」は自分のもんだ
人生はコントロールが効く。
この言葉大好きです。
主人公南波六太も言っていますが、人生には気持ちの浮き沈みがつきものです。
楽しいときもあれば、悲しいときもあるし、怒ってしまうこともあります。
空も同じで、晴れの日もあれば、曇りの日も、雨の日もあります。
人間には、天気をコントロールすることはできませんよね。
自然を受け入れるしかありません。
ですが、人生は自分次第でどうにでもなります。
楽しく過ごしたいなら、楽しいことをすればいいし、悲しいなら無理して笑うことなく泣けばいいと思います。
誰かにコントロールされるものではなく、自分自身がコントロールするものですよね。
デニール・ヤングが初登場したときに出した、凄く深い名言だと思います。
心のノート。
“心のノート”にメモっとけ。
デニールの名言で一番短く、そして一番有名な名言です。
デニール・ヤングの言葉には、2つのノートがあります。
「頭のノート」と「心のノート」にメモをさせるのがデニール流。
「知識」を覚えさせるときにメモらせるのが、「頭のノート」。
「想い」を覚えさせるときにメモらせるのが、「心のノート」。
なんだかデニールっぽくて、いい言葉だと思います。
頭で覚える知識も大事ですが、誰かの言葉などで響いたものは、頭ではなく心で覚えるものなんでしょうね。
ブレてはいけないことなどを覚えるのは、間違いなく「心のノート」です。
知識よりも、想いが大切なときってありますからね。
ワシらは死ぬまで生きるだけだ。
おはようございます!ゴールデン・ウィーク、自由に飛び回っていますか?^^ pic.twitter.com/Xv92NYLwD6
— 小山宙哉《宇宙兄弟》 (@uchu_kyodai) 2017年5月3日
ワシだって当然避けられるもんなら避けてるぜ。
だがそれを言ってどうなる。
ワシらは死ぬまで 生きるだけだ
コントロールが出来る限り 自由に飛び回るだけだ。
「人生はコントロールが効く」とデニール・ヤングから言われていた六太。
六太の恩師である天文学者の金子シャロンが病気になり、「人生にはコントロールの利かないものもあるよな」とヤンじいへ質問した回答が上記の言葉になります。
ヤンじいも、人生でコントロールできないものがあることは理解していたようで、
「コントロール出来ない最たるものが『死』だ」と言っています。
寿命だろうとなんだろうと、いつか人は死にます。
でも、それを考えて行動することに意味があるんでしょうか?
「明日死ぬかもしれないから今を楽しむ」なんて考えかたもありますが、つまらなくて薄っぺらい考えかただなと思っています。
健康で元気な人が言う言葉ではないです。
そんなこと考えずに、自由が利く限り飛び回って楽しむ。
それで十分だと思わせてくれる言葉です。
コントロールするのはお前だ。
“止まる”も“進む”も コントロールするのはお前だ。
デニールに上の言葉を言われた後、先に進むことを決めた六太。
進むこと決めた六太に「大丈夫か」と問うヤンじい。
六太は「It’s a piece of cake!(楽勝だぜ!)」と答えています。
子供の頃は大人が導いてくれることが多いですが、大人になると導いてくれることは少ないです。
自分で考え、決めないといけないことがたくさんあります。
選択の繰り返しなんですよね。
選択も進むことばかりでなく、止まってもいいと思います。
それが自分で決めたことであるなら、全然アリだと思います。
やれるとこまでやって 何か見つけろよ。
おはようございます!「どーせやるなら、その道の一流を目指そうぜ」 pic.twitter.com/0uV00pDprh
— 小山宙哉《宇宙兄弟》 (@uchu_kyodai) 2017年3月15日
一流のパイロットになる方法なら教えられる
やれるとこまでやって 何か見つけろよムッタ。どーせやるなら その道の一流を目指そうぜ。
T-38戦闘機訓練で、うまくいかない六太。
「一流」と言う言葉を多用するデニール・ヤング。
そんなヤンじいに六太は言います。
「俺は宇宙飛行士になりたいわけで、一流のパイロットにまでなる必要はないと思うんだよな」
ヤンじいは六太へ言います。
「ワシはお前に一流の宇宙飛行士になってもらいたいと思ってるんだ。しかしワシには一流の宇宙飛行士になる方法などわからんし、教えかたも知らん。だが…、」
このあとに、上記の名言が続きます。
僕も経験ありますが、実際にやりたいことと違うことをやらされることがあります。
そんな時って、ふてくされがちになります。
「やっても意味がない」とか思ったことないですか?
でも、意味がないなんてことはないんですよね。
どこでそれが役に立つかなんてわからないです。
そのことを痛いほど教えてくれる言葉だと思います。
まとめ。
デニール・ヤングの言葉には、考えさせられる言葉が多いです。
生き急ぐ必要もないし、何が大切なのかを教えてくれるものばかりです。
疲れたときは自分の心に素直になって、時には休むことも必要だと思います。
自分でしっかりとコントロールして、毎日楽しく過ごせたらいいですよね。
では、また〜。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
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